01CASE
コスメティック市場向け営業
QOL事業では、食品メーカー、化粧品メーカー、工業品(雑貨)メーカーなどへ主にパッケージ(包装資材)を販売しています。パッケージの納品まではお客さまの要望、品質に適した材料の選定、形状の設計をし、お客さまの商品の本生産に合わせて作り込みをしていきます。営業担当は上述のお客さまの要望とパッケージを製造する協力会社との橋渡しをするのが重要な役割となります。
展示会、小売店、百貨店などを回り、業界のトレンド等の情報収集を行います。また、売れている商品のパッケージを見て、担当しているお客さまの商品をもっと使いやすくできないか、目立つようにできないかなど、改善案を探します。
各改善案を検討できたら、収集した情報をもとにパッケージを製造してもらう協力会社を探します。既に取引をしている会社から選ぶこともありますし、これまでにない形状や機能の場合は、展示会やインターネットで新しく会社を探すこともあります。選定した協力会社と打合せをして、提案の内容を組み立て、お客さまに提出する提案書を作成します。
ターゲットとなるお客さまへSTEP2で作成した提案書をもとにプレゼンテーションをします。
機能やメリット、外観、概算コストを中心に説明をします。
STEP3でのプレゼンテーションがお客さまの企画とマッチングしたら、より詳細な要望を摺合せて試作をします。試作をすることで、実物でも品質面、設計に問題がないことをお客さまと確認します。
提案内容と企画とのマッチングは半年から1年程度の期間を要することもあります。
STEP4を経て、正式にお客さまの商品の企画が決定し、発売希望日が確定してきます。企画が決定次第、お客さまのデザイナー担当者と商品のコンセプトをもとに、デザインを見ながら表現方法を打合せます。
企画決定と並行して商品の本生産スケジュールも決まってきます。本生産に間に合うようデザイナーとの打合せを進めて、最後はパッケージの製造立会いを経て完成します。
完成したパッケージをお客さまへ提示し、確認していただくと納品完了です。
02CASE
自動車部品に使用される資材・原料の海外調達展開
日本の自動車業界は、国内生産の大幅な拡大は期待できない中、成長が期待される世界市場での現地生産化が加速しており、グローバルでの対応力が求められています。自動車事業では海外拠点との連携により競争力のある商品を発掘し、日本・中国・タイを中心としたお客さまへ資材・原料の輸出入~納入まで対応しています。
お客さまのニーズや海外構想を調査し、グローバル的に競争力のある商品の発掘、検討を行います。パートナー候補の海外メーカーへ実際に訪問、もしくはWeb会議ツールを活用して、自分の目で品質・安定供給等に問題ないか確認をしています。
海外メーカーの会社概要、商品説明及び、海外供給展開等の説明を行い、お客さまにとってメリットのある商品であることを提案します。時には、海外メーカーに来日していただきプレゼンテーションをしていただきます。
お客さまに商品を確認・評価していただき、評価結果をもとに海外メーカーと相談しながら商品の改良を進めます。数回に渡る商品の改良を行い、品質に問題ないことが確認できたら、部品が搭載されるターゲット車種への量産に向けた評価に移ります。
お客さまとの取り組みや動向について、海外拠点にも定期的なWEB会議にて情報の共有を行い、各拠点のお客さまへ展開ができるように連携して取り組みます。
搭載車種への採用に向けて念入りに準備を行い、採用が決まると量産化となります。量産が開始された後は、商品が在庫不足とならないように定期的に輸出入を行い管理をします。商品に問題がある場合は、自動車メーカーの生産ラインを止めることの無いように早急に対応を行います。
新たな車種へ展開することによる拡販や、お客さまの海外拠点にも採用していただけるように更なる営業活動を行います。また、実績化した海外メーカー品を他のお客さまへ提案を行います。
03CASE
当社タイ現地法人の営業
KITAMURA UMC(THAILAND)はタイを中心にアセアン日系自動車部品メーカーへの拡販に注力して営業活動を行っています。自動車部品用途に原料が採用されるまでには次の過程で評価を進めます。材料選定⇒工場見学⇒顧客への展開⇒サンプル手配⇒承認⇒工場監査⇒初回ロット手配⇒量産開始となります。
アセアン経済共同体発足や日系・ローカル・アジア系・欧州系と競合先が多い中、難しい立ち位置ではありますが当社の特色を出しつつ、当社日本拠点・中国拠点と協力し、チーム戦略での提案活動を行えるのも魅力の一つです。
お客さまのニーズや海外構想を調査し、グローバル的に競争力のある商品の発掘、検討を行います。パートナー候補の海外メーカーへ実際に訪問、もしくはWeb会議ツールを活用して、自分の目で品質・安定供給等に問題ないか確認をしています。
海外メーカーの会社概要、商品説明及び、海外供給展開等の説明を行い、お客さまにとってメリットのある商品であることを提案します。時には、海外メーカーに来日していただきプレゼンテーションをしていただきます。
お客さまに商品を確認・評価していただき、評価結果をもとに海外メーカーと相談しながら商品の改良を進めます。数回に渡る商品の改良を行い、品質に問題ないことが確認できたら、部品が搭載されるターゲット車種への量産に向けた評価に移ります。
お客さまとの取り組みや動向について、海外拠点にも定期的なWEB会議にて情報の共有を行い、各拠点のお客さまへ展開ができるように連携して取り組みます。
搭載車種への採用に向けて念入りに準備を行い、採用が決まると量産化となります。量産が開始された後は、商品が在庫不足とならないように定期的に輸出入を行い管理をします。商品に問題がある場合は、自動車メーカーの生産ラインを止めることの無いように早急に対応を行います。
新たな車種へ展開することによる拡販や、お客さまの海外拠点にも採用していただけるように更なる営業活動を行います。また、実績化した海外メーカー品を他のお客さまへ提案を行います。
04CASE
デジタルソリューションの提案
デジタルソリューショングループでは、当社が化学品専門商社として蓄積してきた経験やネットワークを活かし、製造業のお客さまが持つ課題をデジタルの力で解決しています。お客さまの持つ課題を正確に捉え、複数あるパートナー企業と連携しながら最適なソリューションを選定し、提供していきます。お客さまの改善パートナーとして「お困りごと」や「悩み」に寄り添い、伴走していくことが当社の重要な役割となります。
製造業のお客さまに対し、製造工程での課題をヒアリングし、どのようなソリューションが必要か確認をしていきます。あらかじめ「どのような課題を持っていそうか」という仮説を立てた上でヒアリングすることで、お客さまも気づいていなかった新たな課題の発掘につながることもあります。
打ち合わせだけでなく、実際にソリューションを使用することになる製造現場も直接視察することで、どのようなソリューションが適しているかという要件の整理を進めます。
STEP1、STEP2を踏まえ、必要となるシステム・設備のコストやスケジュール、実現可否について、ソリューションを提供しているパートナー企業と協議し、提案内容を作成します。
ソリューションの概要や導入による効果、スケジュール、費用等の詳細をまとめて、お客さまへ提案をします。提案の中で、課題に相違がないか、提案した内容で課題は解決できそうか等をお客さま、当社、パートナー企業との間で照らし合わせていきます。改善にはこのステップが重要で、STEP1~4を複数回重ねることが少なくありません。
STEP4を経てお客さまの承認後、導入に向けた仕様やスケジュールの調整を進めます。ただ導入するのではなく、実際に製造現場で使用する方の意見も取り入れながら、お客さまが使いやすいものにカスタマイズをしていきます。
導入後もオンボーディングに向けて、定期的に改善状況を伺い、さらなる課題解決に向けたお客さまの改善パートナーとして伴走していきます。