経営管理本部

業務部 総務課

K・K

2012年入社

  • 現在のお仕事について教えてください

    2020年10月より、管理本部の総務課で働いています。入社してから約8年間、大阪の化学品事業部で合成樹脂原料を扱う営業の仕事を経験し、約1年間の産休・育休を経て復帰をして間もなくのことでした。
    私は主に新卒採用業務を担当しており、学生のみなさんへの会社説明会から採用面接に至るまで携わっています。どんな風に当社の魅力を伝えたらいいか、どうすれば当社をより良く知ってもらえるのかを考えながら取り組んでいます。さらに新入社員研修をはじめとした教育業務にも関わっており、皆さんの入社後のサポートもしています。

  • どのようなことに苦労しましたか?

    自分のペースで仕事ができなくなったことだと思います。理由は2つあって、まず家事と育児があるので、仕事に割ける時間が限られていること。そして営業とは違い、社内の他部門や他の社員との調整が必要な仕事であるということです。
    1つ目について、私はもともと時間をかけてじっくりと仕事に取り組みたいタイプだったので、産休前は時間を気にせず働いていました。しかし、復帰後はリミットがある。だから時間の使い方や優先順位をつけるといったこと、自分1人で抱え込まないことを意識して取り組むようにしています。
    2つ目について、例えば会社説明会で話す内容は自分自身の仕事よりも営業部の仕事がメインとなりますので、まず関係部門に詳細や背景を伺うことや、場合によっては社員に出演をお願いする必要があります。そうすると先んじて何を依頼するのか考え、適切なタイミングで展開するといった段取りが欠かせませんが、以前はギリギリまでやらないことが多かったので、失敗することもありました。

  • 成長を実感したエピソードを教えてください

    もともとコミュニケーションは得意だという自負があって当社に営業として入社しました。だからお客さまをはじめ、人と話すことは問題ないと思っていたのですが、最近採用面接の際に応募者の方に質問をしていて、聞きたいことを聞けていないことに悩んでいました。なぜかを考えた時、とある会議の中でヒントがあって、私は話を盛り上げれば多くの情報を引き出せると思っていたのですが、相手に話したいと思わせることの方が大事なんです。つまり私は一方的なコミュニケーションしかできていなかったんだと気づいたとき、「まだまだだな」という思いと、「これからもっと頑張ろう」という思いが湧いてきました。それ以降、それまでは私があれこれ具体的に多くのことを話しかけていたものを、ぐっと堪えて相手が話すのを待つことを意識するようにと努めています。そこで私の推測通りの話が出てくれば成功ですし、そうでなければ問いかけ方を変えるべきということが分かるので、次の機会でどう話すべきか考える上でも役に立ちますしね。

  • 今後目指したいことを教えてください

    正直、総務課に異動した当初はずっととにかく営業に戻りたいと言い続けていました。それは私自身がお客さまとのコミュニケーションをやりがいとしていたからです。
    しかし、新卒採用業務を担当する中で、先程の話し方の事例もそうですが、社員や学生といったお客さま以外とのコミュニケーションを通じて、お客さまに喜んでもらうためのスキルを向上させることが可能だと気づき、今では採用の仕事を通じて得られる経験やスキルもゆくゆくは営業活動に生かせると考えられるようになりました。だから総務課の仕事を誰にも負けないくらいやり抜いて、いずれはステップアップして営業に戻りたいと思っています。

  • 当社のおすすめできる点を教えてください

    何事においてもこうだから、と決めつけることがないことでしょうか。私自身、入社した当時、社内に女性の営業職の方がおらず、取引先の中でも少数派だった状況下で、男女の区別なく仕事を任せていただけたことや接していただけたことが印象深いです。だからこそ当社は本当に色んな個性を持つ人が集まっているのだと感じます。

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