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入社を決めた理由
私が当社に入社を決めた理由は3つあります。
1つ目は、元々人と話すことが好きで、営業職にとても興味があったということ。
次に、自分が大学院までで学んできたことを活かしたいという思いがあったということ。
最後に、海外を飛び回って働くということに憧れがあったということ。
この3点をすべて満たすことができそうだと思い、当社に入社を決めました。
実際に入社してから、やりたいことをやれる会社だと感じています。Cプロジェクト(※1)の活動に参加する機会をいただいたり、入社5年目で海外で働く機会をいただいたりと、自分のアイディアを活かす環境があることを実感しています。
また、社風も自慢できるポイントだと実感しています。役職者の方や役員の方もフラットな立場で気さくに会話をしていただけるんです。私はお酒が好きなので、日本にいた時から隔週くらいのペースで飲みに行っています。
社内にもお酒が好きな方が多いので、幅広い年齢層の方のお話を聞くことができるのも魅力ですね。
※1 20代~30代の社員を中心とした「Challengeプロジェクト」の略称 -
現在のお仕事について教えてください
中国の上海にて、日系企業及び中国系企業に化学品の原料を販売しています。お客さまは自動車部品メーカーや電機電子メーカーが中心です。
私が担当している企業は30社前後となり、毎日1件程度訪問しています。
日本での営業活動との違いは、中国人の現地スタッフとチームを組んで進める必要があることです。
お客さまである日系企業の中国現地責任者の方は日本人がほとんどなので、日本人の私が日系企業の担当者となり、営業活動をするのがスムーズです。
一方で、仕入先のメーカーは中国資本の企業であり、当社の現地スタッフがコミュニケーションをとりやすい領域となり、うまく連携を取る必要があります。
そのためには、単純に通訳をしてもらうのではなく、事前に聞きたい内容や打ち合わせの方向性をすり合わせるという準備が重要となります。 -
現地スタッフとの関わり方について教えてください
私は常に当社の日本人社員代表としての心構えをしています。現地スタッフからも日本人としての意見を求められることもあるので、日本にいた時以上に、発言に責任を持つようにしています。
また、年下だからといって必要以上に遠慮をしないようにしています。もちろん敬意は忘れてはなりませんが、自分や相手の役職に関係なく、譲ってはならないポイントを自分の中で明確にしています。
日本と中国の商慣習にはギャップがあります。例えば日本のお客さまの細かな依頼に対して、中国人スタッフはどのように対応するべきかわからず困難を感じることもあるようです。
複数の依頼が並行して動いている中で、私は日本の商習慣を熟知した日本人として「対応できる部分」と「対応できない部分」を明確にして、優先順位をつけるようにしています。そして積極的に現地スタッフをリードするなどして、協力し合っています。
仕事以外でも食事に行ったり飲みに行ったりするなどして、普段からコミュニケーションを取ることは心がけていますね。 -
これまでで印象に残っている仕事を教えて下さい
日本にいたときの話になりますが、Cプロジェクトのメンバーとして新規ビジネスの検討を行った事です。
既にあるビジネスの延長ではなく、新しい発想やアプローチでやってもらいたい、という社長の方針から、部門を超えて20代と30代前半の若手社員4名で構成されました。
本当にガイドも何もない状態でスタートしており、なんでも好きなことをやっていいという状態に、戸惑いながらもモチベーションを高く取り組んでおりました。
結果としてビジネスを作り上げることは出来ませんでしたが、ゼロからステージが一つずつ上がっていきますので、既存ビジネスでは経験できないことを味わうことができました。
プロジェクトで得た経験は、中国に来てからも活かせる機会が多く、大変良い経験をさせていただけたと思っております。 -
今後海外でチャレンジしたいことを教えてください
お客さまからの依頼や現在進行している新規開発案件だけではなく、自分のアイディアを取り入れた新規開発に取り組んでいきたいと考えています。
特に私は以前から環境問題に対する問題意識があったので、解決の一助になるような新たなビジネスを創造していければと思っています。
当社は若手でも、海外出向や新たなビジネスにチャレンジできる環境があると思います。
新しいことを産み出したり、アイディアを形にしたい方にとって、当社は面白味のある環境を提供できると思います。
興味を持たれた方は、是非チャレンジしてみてください。