電子レンジで「チン!」して取り出そうとした時、「あつい!」となる経験、ありませんか?
これ、どうにかならないの?
QOL事業部の耐熱PSP担当 湯浅氏に聞いてみました!
今回ご紹介するのは、現在開発中の電子レンジ対応容器です。
スーパーやコンビニの惣菜コーナーには様々な惣菜が並んでいます。
よく見ると色々な容器に入っていますよね。
容器1つで地球環境やフードロス解決に繋がるかもしれないというお話しです。
惣菜コーナーには様々な商品があり、容器もそれぞれ違っていたりします。
一般的な惣菜コーナーには大きく分けて2通りの容器が存在しています。
発泡しているPSPトレーとPPバリアトレーです。
それぞれ特徴がありますが、特筆すべきは
PSPトレーは耐熱性が低いので中身の温度が上がり過ぎると「穴」が空いてしまうということ、
PPバリアトレーは耐熱性はありますが、中身が熱くなると容器も一緒に熱くなるので
「熱くて持てない」状態になるということです。
それぞれの容器の欠点を解決した「発泡エコなトレー」
そんな色々な問題を解決したのが「発泡エコなトレー」です。
レンジにかけると中身はしっかり熱くなり、だけどトレーを持っても熱くならず、穴も開きません。
ポイントは容器に気泡があるので、中身の温度が容器外側に直に伝わらないということ。
耐熱以外のメリット こんなシーンで役立ちます。
酸素バリアが上がれば賞味期限延長、フードロス・配送回数低減。樹脂量減少で環境への貢献に繋がる。
バリア値はノンバリア品と比較し0.6cc/㎡/dayと約100分の1に。
バリア値はノンバリア品と比較し0.6cc/㎡/dayと約100分の1に。
事業者の方にとっては容器包装リサイクル法の負担金が低減されます。
上記サイズの金型は所持しておりますので、金型代は不要です。
耐熱PSP容器
耐熱温度:容器に150℃油120gを入れて30秒経過でも形状を維持、かつ手に持てる事を確認
樹脂使用量:PPフィラートレー(8g)と比較し約40%の樹脂量削減(発泡エコなトレーは4g)
CO2排出量:PPフィラートレー(27.9g/個)に対し、12.9g/個で約53.8%の削減
バリア値:ノンバリアPPシート101.0cc/㎡/dayに対して、当該シートは0.6cc/㎡/day
基本シート構成:外装側より 耐熱PSP/バリアフィルム(熱ラミ層/EVOH/PP)
サイズ:4種類(上述の写真参照)
耐熱PSPバリア容器「発泡エコなトレー」のお問い合わせについて
QOL事業部第一グループ
03-5202-7165
担当:湯浅
バイオマス素材、環境配慮材等とラミネートする事も可能です。
お気軽にお問い合わせください。